今回、4日間の教室ですが、スイミングスクールであれば1〜2ヶ月かけて上達させる内容を凝縮してやっています。
上達するには、・水慣れ、恐怖心を取り除くから始まり、水を捉える、浮くなどの技術面での習得が必要になっていきます。
初期段階では、原始反射と呼ばれる赤ちゃん時代の自動的な反応を統合させる(出ないようにコントロールする)ことで、上達につながる割合を上げていきます。
原始反射には色々ありますが、例えば身体をこわばらせてしまう「恐怖麻痺反射」が残っていると、水を怖がって、身体が自由に動かせなくなります。
1日目では統合できなくても、2日目にはだいぶ動いてくる子が多くなります。
さて、9月7日の甲山セッション(野外活動)、9月16日(月・祝日)のスポーツ体験イベントのビラをお子様にお渡ししていますので、ぜひご覧ください。
【A ・Bクラス】
初級は、溺れた時のためにもボビングという連続ジャンプを練習します。これは、深いところでも、足がつけばジャンプして、呼吸を確保するためです。
連続で呼吸をするには、できるだけ口を閉じないで、半開きでも呼吸できるように
して行きます。
ンー、パーという呼吸では間に合わないのと、口がシャッターになって開け閉めしないとダメな呼吸になっているので、あまり良くありません。おすすめは、肺や口の中の空気の圧力を高めて、水が入ってこないようにしますが、それができるようになると、口を開けたままでも水が入ってこないので、泳ぐのが怖く無くなっていきます。
Bクラスは12.5m到達者が出たり、Aクラスでも10m近くまで泳ぐ子が出てきました。
動画はこちらです
【Cクラス】
上記の呼吸練習は、こちらでも行います。なかなか難しいですが、内圧を高める呼吸ができることで、だいぶステップアップしやすくなります。
呼吸はできるようになりましたが、まだ「パーっ」と呼吸している子が多かったので、
途中に呼吸練習と、頭と上半身を丸めたり、反らしたりできるように逆立ちも練習しています。
できる子は、逆立ちから1回転をして回る三半規管のトレーニングに入っています。
動画はこちらです
【D・Eクラス】
ローリングスイムや、4泳法の練習をメインに今日はやりました。
Eクラスは、長い距離はもう泳げてきていますので、フォームを重視したり、スピードを上げるようなトレーニングを、Dクラスは、クロール以外にも背泳ぎ、バタフライにもチャレンジしました。
最初は、「えー、できない!」という子も、すぐ泳げるようになってきました。
Dクラスでも、50m泳げる子が出てきています。
動画はこちらです
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